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めっき技術のお話

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防錆の分野で広く使用される亜鉛めっき、鉄やアルミ素材へのめっき技術についてご説明いたします。

製品や部品は程度の差こそあれ、湿気、酸化雰囲気、硫化雰囲気、塩分等の腐食環境下で使用されます。
特に、鉄等の金属製品・部品にとって、腐食や錆は大敵です。
金属を腐食から守ることを防食と言い、錆の発生を防ぐことを防錆と言います。

亜鉛めっきとは

亜鉛めっきとは代表的な防錆めっきで、自動車部品、電子部品、建築部品、家庭用品など広範囲に使用されています。

亜鉛めっきは様々なめっきの種類の中でも、鉄素材に亜鉛めっきを施すと腐食を防ぐばかりではなく、鉄より亜鉛の方が卑な金属であるため(イオン化傾向により)鉄素材よりも亜鉛めっきの方が先に腐食して、自己犠牲的に鉄素材を腐食から守る作用をする唯一のめっきです。

資料提供:『電気亜鉛めっき技術』青江徹博 著

鉄素材に対するめっき技術

JIS Z-2371に準ずる試験で一般的には白サビ72時間、赤サビ240時間でサビが発生しないことが求められます。

亜鉛めっきはさびやすい性質を有する為、亜鉛めっき後、ほとんど後処理と言われる「化成処理着色」を行っています。

アルミ素材に対するめっき技術

アルミ素材は、大気と触れることにより自然酸化被膜(アルマイト)が形成されますが、この自然酸化被膜は耐食性に優れている為、アルミ素材には防錆目的のめっきは行いません。

アルミ素材に対してめっきを行う時は、ほとんどが下地処理として、亜鉛置換を行うのが一般的です。

弊社は亜鉛置換とは異なった処理を行いアルミ素材への革新的な下地めっきを提供しています。


太田鍍金工業株式会社

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